訴状などによると、女性は2006年9月、孫の病気に不安を感じていた際、職場の同僚だった女性信者から宗教組織とは知らされないまま、「いい話が聞ける」と声を掛けられた。団体の支部に行くと、家系図診断で「先祖が因縁で苦しんでいる」と言われ、勉強に通うよう勧誘された。
同年10月には「先祖を解放するためには献金を」と言われ、翌11月にかけ計約540万円を献金。また修行の一環として消費者金融を回らされ、7社から計245万円を借り、団体側に渡した。団体が分割返済していたが、脱会に伴い残り約200万円を女性の家族が返したという。
(共同通信より)
スポンサーサイト