楽天グループの「楽天クレジット株式会社のマイワン」と「楽天KC株式会社のマネーカード」の融資残高を併せると一千五百億円程度といわれているが、これを両社で最低でも三千億円まで引き上げる計画がある。そこには積極的に新規貸付を行い、銀行系ローンのモビットやアットローンなどと肩を並べたい楽天の意思を感じる。
現在、楽天クレジットと楽天KCの金融商品は競合する状態になっており、今後、それぞれのブランドをどのように分けていくのかが注目されている。ひとつのヒントとなるのは、2006年4月20日に楽天クレジット・マイワンの商品内容について、新規の融資限度額が300万円から500万円に、最低の金利が7.8％から7.0％に、それぞれ改定されたこと。楽天KC・マネーカードの融資限度額が200万円、金利が12.0％からであることを考えると、何となく分かりやすいかも知れない。
露骨な表現は避けたいが、低金利・大口融資でローン借り換えに積極的な「楽天クレジット・マイワン」、多少のリスクを問題としない借りやすいローンの「楽天KC・マネーカード」と捉えることもできる。
最近、問題になっている違法行為も楽天グループに関しては無縁である。個人向けカードローンも勝ち馬に乗ることが安心？
楽天クレジット・マイワン
商品名と詳細：楽天のマイワン
実質年率：7.000％～17.800％
融資限度額：500万円
キャッシング申込：楽天のマイワン
楽天KC・マネーカード
商品名と詳細：楽天のMONEYカード
実質年率：12.000％～18.000％
融資限度額：200万円
キャッシング申込：楽天ＫＣマネーカード
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